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ソニーBMG製CD XCP問題(-ビーエムジーせいコンパクトディスク エックスシーピーもんだい)とは、アメリカ合衆国のソニーBMGミュージックエンターテインメント(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国))の音楽CDに採用された米SunnComm Technologies製ソフトウェアに、マルウェアであるrootkitが含まれていた問題。ユーザーのPCのセキュリティを脆弱にするソフトウェアが、ユーザの同意を得ずに隠密にインストールされることなどが問題視された。 == 概要 == 2005年10月に、コピーコントロールCD (CCCD,セキュアCD) の米SunnComm Technologies製セキュリティ技術に脆弱性が発見された。このCCCDをWindowsパソコンに入れてソフトウェア『XCP』のインストールに同意すると、rootkitプログラムをインストールすることになり、更にXCPのアンインストールが不可能だという指摘がなされ、世界中から非難を浴び訴訟問題へと発展した。このソフトの問題が発覚した後にマイクロソフトは、XCPを悪質なソフトウェアとして認定している。ちなみにソニーBMG側はこのソフトを完全に削除するツールをMSと協力して提供した。 なおソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)やBMGジャパンから発売される日本盤はCCCDは採用していない(海外版・輸入盤で後述のリスト内のCDには注意が必要)。だが、ある調査によると〔Dan Kaminsky「Welcome To Planet Sony 」。2005年11月15日、 DoxPara Research 。〕、少なくとも568,200のネットワークにこのソニーのマルウェアに感染したコンピュータがあり、日本が21万7000台以上とアメリカの13万台以上を圧倒しているため、一部日本人ユーザーの間でそれ以外のCCCDにも同様の問題がないかと心配する声が盛り上がった。 また、この事件を期にハッカー達が米SonyBMG製を含む各種製品を解析した結果、同様の米SunnComm Technologies製コピープロテクト「MediaMax」が見つかった。このMediaMaxは、Microsoft Windowsのみならず、MacOS Xにも感染する能力を持ち、XCPよりも遙かに深刻な問題を含むという結果が報告された。 Amazon.co.jpやタワーレコードなどでは「XCP」入りのCD購入者に対し返金を行っている。 2005年12月8日にはインストールされたXCPを悪用しAntinnyを投下するウイルスも報告された。 「XCP」について、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)が見解を出している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソニーBMG製CD XCP問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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